28.3 透析液作製フローラインの保守・管理
(この項は熊本中央病院の福井博義先生と臨床工学技士の方々の執筆による。) 1. 逆浸透装置(RO装置)からリザーブタンクまでの透析液作製フローラインの消毒 2.
透析液供給装置からフローライン末端までの消毒
3. エンドトキシン(ET)カット・フィルターの交換 b. 多人数用透析液供給装置の下流に設けられたエンドトキシン・カット・フィルター については、3〜4年に一度、中空糸膜のみを交換する。 c. on-line HDFやpush/pull
HDFを行う場合、透析用監視装置(ベッドサイドモニター)の下流に設置したエンドトキシン・カット・フィルターは3ヶ月ごとに交換する。
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■過酢酸系の薬剤
ダイアステイル (ニプロ) ディアロックスC-J (エアーリキッド ジャパン) シュンマSK−1 (佐々木化学) ヘモクリーン (ガンブロ) ■塩素系の薬剤 ダイラケミL ■酸系の薬剤
■電解水系の薬剤 オキシライザ |
4. エンドトキシン濃度のチェック b.
チェック頻度:1ヶ月に2度、それぞれの検体のエンドトキシン濃度を測定する。 5.
各検体中のエンドトキシン濃度
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