9.1 透析低血圧に対する対策
透析中に発生する血圧低下には、透析中に徐々に、そしてついに症状を呈するほどにまで血圧が低下していくタイプのもの(緩徐な血圧低下)と、透析開始時より比較的安定していた血圧が、大量の発汗、嘔吐、意識障害などの激しい症状とともに突然に低下するタイプのもの(急激な血圧低下)とがある。急激な血圧低下は、酢酸(アセテート)透析液を使用していた頃にはよくみられたが、現在では希なタイプの血圧低下である。現在みられる血圧低下は、ほとんどすべて緩徐な血圧低下である。 透析中の血圧低下を防ぐには、
(8) 透析後半に50%ブドウ糖液100 ml のをダイアライザーの静脈側から持続注入する(高張ブドウ糖液持続注入療法
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■塩酸ミドドリン
メトリジン錠2mg (大正製薬) アバルナート錠2mg (東和薬品) メトドリン錠2mg (メディサ新薬) ナチルジン錠2mg ■メチル硫酸アメジニウム
■ドロキシドパ
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