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22.9  糖尿病性足病変に伴う潰瘍の分類

糖尿病性足病変に伴う潰瘍の治療にあたっては、病変の進展度に応じて適切な方法を選択する。治療法の選択の基準となる潰瘍病変の進展度を決定するのには、Wagnerの分類[1]が有用である。

 

糖尿病性足病変に伴う潰瘍の分類(Wagnerの分類)

0度   皮膚潰瘍がまったく認められない場合
1度   皮膚の全層に渡る潰瘍が認められるが、皮下組織にまでは達していない場合
2度   靱帯と筋肉にまで達する深い潰瘍が認められるが、骨にまでは波及しておらず、あるいは膿瘍を形成してはいない場合
3度  蜂巣織炎あるいは膿瘍、そしてしばしば骨髄炎を伴う深い潰瘍が認められる場合
4度  限局性の壊疸を認める場合
5度   広範な壊疸を認める場合

 

 

 

文献

1.O'Neal LW and Wagner FW.: The diabetic foot. Mosby, St Lois, 1983; p.274.