透析百科 [保管庫]

8.11  第3世代セフェム系抗生物質(経口薬)

セフィキシム(薬)(CFIX)やセフポドキシム・プロキセチル(薬)(CPDX-PX)、セフチブテン(薬)(CETB)、セプカペン・ピボキシル(薬)(CEPN-PI)、セフテラムピボキシル(薬)(CFTM-RI)は経口第3世代セファロスポリンで、レンサ球菌、腸内細菌、淋菌、インフルエンザ菌、モラクセラ菌の多くに有効である。通常、嫌気性菌、緑膿菌、エンテロバクター属、黄色ブドウ球菌にはあまり有効ではない。どの薬物も、中耳炎、上気道・下気道感染症、尿路感染症に対しては、より安価な既存の薬物と比較して優れている点はない。食事とともに服用すれば、セフポドキシムプロキセチルの吸収は増大する。セフチプテンは空腹時に服用すべきである。

いずれの抗生物質も、腎不全の患者では投与量あるいは投与間隔の調整が必要である。

投与量
薬剤名 透析患者投与量 健常人投与量
セフィキシム(CFIX) 透析後に300mg 200mg を 12hr毎
セプカペン・ピボキシル(CEPN-PI) 100mg/ day 300mg/ day, 分3
セフチブテン(CETB) 透析後に300mg 400mg を 24hr毎
セフポドキシム・プロキセチル(CPDX-PX) 透析後に300mg 200mg を 12hr毎