透析百科 [保管庫]

8.18   バンコマイシン

塩酸バンコマイシン(薬)は三環系グリコペプチドであり、大部分のグラム陽性菌に殺菌作用をもつ。腸球菌に対しては静菌作用がある。最近では、バンコマイシン耐性腸球菌(VRE)が出現し、院内感染症の原因菌として増加している。コアグラーゼ陰性バンコマイシン耐性菌の報告もあり、黄色ブドウ球菌でも耐性菌が増加している。

バンコマイシンはVREの進展を防いだり、その他の耐性(黄色ブドウ球菌など)の発展を防ぐために用いるに限るべきである。投与法に関しては成書にゆずる。

 


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