透析百科 [保管庫]

16.3  イライラ感

透析患者には、イライラ感を訴える者が多い。尿毒症物質の蓄積に起因すると思われるものと不安うつ状態によるものがあると思われる。患者は、尿毒症物質の蓄積に起因すると思われるイライラ感をしばしば、体がイライラすると訴え、restless legs症候群を伴うことが多い。

尿毒症物質の蓄積に起因すると思われるイライラ感に対しては、クロナゼパム(薬)が有効であると報告されている。on-line HDFやpush/pull HDFにより、多くの患者においてイライラ感が改善されたとの報告がある。また、ハイパファオーマンス膜のダイアライザーを使用するとイライラのレベルがある程度低下する。

不安うつ状態による焦燥・イライラの治療は、不安うつの治療法に準ずる。