7.6 一般細菌による肺炎
健常人が院外で感染した肺炎では、原因菌としては 肺炎球菌、黄色ブドウ球菌、インフルエンザ桿菌、肺炎杆菌が多いが、透析患者では、緑膿菌、E. faecalis、黄色ブドウ球菌、肺炎杆菌 が多い。このように、透析患者では緑膿菌の頻度が高いので、広域ペニシリン、第3世代セフェム系抗生物質か、カルバペネム系抗生物質を投与する。