7.10 麦粒腫
眼瞼皮膚または結膜の圧痛をともなう急性の発赤、腫脹、膿点の形成とその自壊を特徴とする。
起炎菌の同定のため、分泌物を培養検査に提出するのが好ましい。ニューキノロン系点眼薬や眼軟膏の局所投与、および第1世代セフェム系抗生物質、ニューキノロンあるいはミノサイクリンの経口投与をおこなう。また膿点が形成されている場合には、注射針で膿点を穿刺し、圧迫排膿をおこなう。