透析百科 [保管庫]
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21.検査データの読み方
21.1 血清尿素窒素濃度(BUN)
21.2 血清クレアチニン濃度(Cr)
21.3 血清尿酸濃度(UA)
21.4 アルカリホスファターゼ(ALP)
21.5 トランスアミナーゼ(GOT.GPT)
21.6 血清総蛋白(TP)
21.7 血清アルブミン濃度
21.8 血清ナトリウム濃度(Na)
21.9 血清カリウム濃度(K)
21.10 血清カルシウム濃度(Ca)
21.11 血清マグネシウム濃度(Mg)
21.12 血清クロール濃度(Cl)
21.13 血清リン濃度(P)
21.14 血清鉄(Fe)・総鉄結合能(TIBC)・フェリチン
21.15 CRP
21.16 β2-ミクログロブリン
21.17 心房性Na利尿ホルモン(hANP)
21.18 総コレステロール
21.19 脳性Na利尿ホルモン(BNP)
21.20 CEA
21.21 α-フェトプロテイン(AFP)
21.22 PIVKA-II
21.23 CA19-9
21.24 PSA
21.25 白血球
21.26 ANCA(抗好中球細胞質自己抗体)
21.27 HbA1cとグリコアルブミン
21.28 トロポニンT
21.29 C型肝炎ウィルスマーカー
21.5 トランスアミナーゼ(GOT、GPT)
肝疾患の一般的な指標である。透析患者では、GOT、GPTが低値を示す傾向がある。また、
B型肝炎
や
C型肝炎
でも健常人と同程度に血清GOT、GPT値が上昇することは少ない。したがって透析患者では、血清GOT、GPT値が正常上限値を僅かでも超えたり、あるいは正常範囲内にあっても以前より上昇しているようであれば、
肝疾患への罹患
を疑う。このような場合には、肝炎ウイルス、とくにHCV抗体の測定が必要である。さらに、腹部エコーや腹部CT検査を施行し
肝腫瘍
の有無を検索する。
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